年齢の数字より、できることを確かめる
この遊びでは、お題を一人で確認し、答えを言わずにヒントを出し、人の発言を聞く必要があります。漢字が読めても意味が分からないこともあるので、「読めるか」と「説明できるか」を別々に確かめてください。ここではアプリの公式対象年齢を決めず、参加する子どもと利用条件に合わせて準備を考えます。
Spionoは3人以上が同じ場所に集まり、iPhone一台を回して遊ぶゲームです。基本形式では、多数派だけが同じお題を知り、インポスターは知りません。「別の言葉をもらうワードウルフ」と説明すると、違う答えを探し続けることがあるため、最初にこの違いを伝えます。
秘密の画面を見る練習をする
最初は勝敗をつけず、画面を自分だけに向けて確認し、次の人へ渡す動作を練習します。お題が見えた人も見えなかった人も、同じ長さの時間で確認すると、読む速さが役割の手がかりになりにくくなります。うっかり声に出した場合は、その回をやり直せば十分です。
読む手助けが必要なら、参加者全員に内容が聞こえる読み上げは避けます。遊びに加わらない大人が個別に助ける方法などを相談しましょう。補助する人が秘密を知っている場合は、投票やヒントへ参加しない取り決めにすると、説明役と推理役が混ざりません。
身近な名詞で一回だけ練習する
練習のお題を「バナナ」にします。お題を知る人が「朝ごはん」「皮」と言い、知らない役の人が「甘い」と混ざる例を大人が示します。答えを早く言い当てる練習ではなく、同じ言葉を知る人にも違う連想があることを見せる時間です。練習だけは役割を公開して説明しても構いません。
- 最初の候補は、りんご、犬、傘、鉛筆、プリンなど、全員が説明できる物にする。
- 一言が出にくいときは、短い表現も認めるという家庭内ルールを決める。
- 理由を聞くときは「どうしてその言葉?」と尋ね、正解を急いで教えない。
笑いの対象を発言にとどめる
「声が小さいから怪しい」「いつも嘘をつくから」といった本人への評価は使いません。「傘のお題でどうして暑いと言ったの?」のように、今回のヒントの内容だけを話題にします。失敗談、成績、容姿、苦手な食べ物を本人の許可なくヒントへ入れるのも避けてください。
投票は役割を予想する行動で、人として信用できるかを決めるものではありません。正体が分かったら「どのヒントが伝わった?」と振り返り、知らない役で一言を出せたことも拾います。疑われるのがつらくなったら、観察役に回るなど参加の仕方を変えられるようにしましょう。
短く終えて、次の一回へつなげる
家庭内ルールとして、一巡のヒントと短い相談で投票に進む形にすると、待ち時間を減らせます。追加のヒントを認めるかは始める前に決め、困った人にだけ後から別の条件を出さないようにします。得点をつける場合も、一回の失敗を長く引きずらない程度のまとまりで区切りましょう。
読みやすい候補は動物のお題や身近な物のお題から選べます。大人と子どもの知識差が大きい場合は、家族全体のためのお題選びも役立ちます。全員が次もやりたいと思える長さで止めることが、続けやすさにつながります。